驚きの変化!〜Bryson DeChambeau(ブライソンデシャンボー)

こんにちは、吉祥寺ゴルフ倶楽部ディレクター城所です。

いよいよUSPGAツアーが再開されました。
無観客での試合ですが、多くの方が中継を楽しんでいると思います。
この再開で注目されているプレーヤーのデシャンボー。約9キロ体重が増えたそうです。
うーん。確かに…以前よりしまっていると思いますが、ふっくらしたようにも…中継を観ていると確かにその身体の大きさに驚きます。
そして私が驚いたのは、そのスイングの変化です。担当コーチは、クリス・コモ…以前タイガーウッズを担当したことも。
中継見ていましたが、キャリーで330Yでていましたね。ボールスピードは、余裕で80m/sは越えているのでしょう。最高到達地点が45メートルです…おそらくボールを追えないでしょう(笑)
左側が2年前。右側が最近になります。

トップポジション

右側は、捻転が深くなっています。そのため左腕が見えません。いわゆる深い位置に手が入っています。

左肩も相当低くなっています(レフトサイドベンド)
切り返し

APTと言われる骨盤の前傾が入っています。パンツのシワが良く見えます。この動きを強調して練習したのかはわかりませんが、身体のトルクを利用して飛ばしています。左肩の高さも相当低いですね…

APT(Anterior Pelvic Tilt)はコチラ↓
※いつもラグトレでお世話になっている偏見的ゴルフクラブの考察さんより画像をお借りしました。
ダウンスイング

左肩が下に向かっているように見えます。飛距離アップしているため、当然、タメも深くなっています。左側は、すでにエクステンションしているようにも見えてしまいます…(アーリーエクステンション)

インパクト

左足が斜めに見えます。いま流行の地面半力です。左足首も内側のくるぶしが高くなっています。この辺りは、世界ランクトップ選手の共通項でしょう。

ダウンスイングで左足首で始動するとこのような形になります。
皆さんもYouTubeで動画見れますので是非ご覧ください!
今回のこのスイングの変化
驚きです。
2年前といまのスイングの比較をして驚きました。
衝撃でしかありません。
あくなき勝利への欲求なのでしょうか。それともゴルフの探究者としての姿なのか。
トップ選手でここまでスイングを変えてくること(当然、フィットネスの影響も大きいはずです。)にありえない!と思ってしまいました。
この自粛期間に日本ツアーの選手もコーチと練習したり、YouTubeでスイングの研究をしている姿がみられます。再開後は、その成果が出ることでしょう。
誰がこの期間に上手く変化出来たのか?何にトライしたのか?どこを目指したのか?
これからの季節、まだまだ感染予防に気をつけなければなりませんが、楽しみが増えてきました!