モダンスイング〜スパインアングル

こんにちはチーフインストラクターの前田です。

早速前回の続きをお話ししましょう。

今回は、吉祥寺ゴルフ倶楽部が提唱するモダンスイングで大切な3つの要素の中でまず一つ目の『前傾角度』です。

この前傾角度は背骨の角度のことを指し、一般的に『スパインアングル』と呼ばれています。

ゴルフのように道具を用い、回転してエネルギーをボールに伝えるスポーツでは『軸』を安定させることが最も大切です。

力のあるゴルファーが、ダウンスイングでいくら強いエネルギーを発生させることが出来ても、安定した『軸』が無ければインパクトの再現性は低くボールは曲がってしまうでしょう。

さらに芝の上にあるボールを正確に打つには、インパクトでクラブヘッドを構えた位置に戻さなければなりません

クラブヘッドが上手く戻らず、ボールの上を打つトップを繰り返すゴルファーの多くはスパインアングルが変化してしまうエラー、アーリーエクステンション(伸び上がり)が原因とされています。

このことから、スイング中は『スパインアングル』をキープすることがいかに大切かということがご理解いただけたと思います。

ツアープロの中でもショットメーカーと呼ばれるプレーヤー達は皆、スパインアングルを変化させないようにスイングしています。

 

モダンスイングのデモショットは、Youtubeチャンネルを御覧ください。

 

次回は②回転動作についてお伝えします。